夏の旅行計画、今年はあんまり長くは行けないスケジュール。短くてもイタリアにする?イタリアの何処にしようか?ベネチアは?って感じで意外とあっさり決まった目的地。ホテルを取って、ガイドブックも何冊も借りたけど、何となく見る気なし(笑)下調べも中途半端(笑)
そんな中オラクルカード(アセンディットマスター)を引いたら、ベネチアの人 パオロ。ベネチアじゃん。それにArtistic Expressions (芸術的表現)、ベネチアは必然なんだな~って変に納得。(笑)
もう1つ、ベネチアと言えばベネチアングラス、是非工房を観に行きたい。
さらにもう1つ、ベネチアと言えばベネチアン ローマン体。最近学んだタイポグラフィで出てくる印刷活字オールドローマン体の発祥地。ベネチアは商人、貿易、芸術の街だけではなく、古くは印刷が盛んだった場所。
いろんな意味でGOサインが出た感じ。
ベネチア空港に到着!ベネチアは水の都。町中に運河が張り巡らされて主要交通機関は船。車も市内には走っていない。行けば成る程と思ったが、本当に迷路のような街の作り。小さな路地が沢山あってその両側にいろんなお店が。お土産屋あり、バーあり、生活雑貨屋あり。散策するのは楽しいけど、あの時見たあの店にもう一度行こうと思ってもなかなか戻れない無いのが難点(笑)
滞在中、ムラーノ島、ブラーノ島ツアーに参加。目的はムラーノ島で作られるベネチアングラスの工房見学。ベテラン職人さんの実演を見て感動。ガラスの成形って時間との戦い。ガラスが熱いうちに形に仕上げていく。本当に迷いもなく完成品が出来る!凄いな~!物を作るってやっぱり素晴らしい。実演を見て、工房に併設されているショップで色んな作品見て、その後にブラーノ島へまた船で移動。ブラーノ島はカラフルな家で有名。短い滞在時間なのにランチ食べたから食べ終わって大慌てで集合場所に戻った。ピザ美味しかった~。
アセンディットマスター パオロ カリアーリはルネッサンス期の画家。その作品がベネチアのアカデミア美術に展示してある!ベネチアに導いてくれたマスターに会いに行かねばなるまい!
そのパオロ・カリアーリの代表作「レヴィ家の饗宴」。アカデミア美術館に展示してあると楽しみに訪れたら、何んと修復中で公開されていなかった。残念! 最初の作品名は
「最後の晩餐」それで当時色々問題なった作品だけに本当に見たかった! その代わり彼の他の作品も何点かあったのでじっくり鑑賞。
ベネチア市内中心には世界遺産のサンマルコ寺院がある、サンマルコ広場。ナポレオンが世界一美しい広場と言ったらしい。サンマルコ寺院は一般開放してて観れるんだけど、毎日長蛇の列。ネットで入場日時を予約すると待たずに入場出来るので、予約して指定した時間に行った。寺院内は撮影禁止なので写真はないけど、本当に荘厳で歴史を感じられる空間だった。キリスト教の寺院だけど、何処かイスラム様式の影響を感じる、そんな雰囲気。中世のビザンチン帝国の影響なのかも。
街のどこを取っても絵になる。写真も沢山撮った。アートに溢れ、中世の文化がそのまま今も感じられる。そんなベネチア。それにバーカロ(スペインで言うバール)の文化に言うまでもなく美味しいイタリア料理。市内の移動は徒歩か水上バス。日本に比べたらすごく不便。でも不便さも楽しめる、そんな街。クネクネ路地を迷っても、そこにまた新しい発見あって楽しい。
もっとゆっくり居たかった、また行きたい!ベネチア良い!
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